あの遠くの大木…
を ぼくはみていて
ざわざわ
ゆらぐその木をみていて
そこに流れる風を
さわやかに感じて
(ぶわっと吹きこんでくる感じ)
たいへんな 距離を感じた

そのとき
あの木は ぼくだった
それだけで
あの木には 生きた意味があるだろう

だから ぼくだって
あの大木のようになろう









art book「十字路」11号 (2016年11月)