空想





壁 がそびえ立つ
それがどれだけ巨大でも
ひと続きに空はある

境 があり
あちらとこちらを分けている
ただ 風は吹きすぎる

人と人は
あまりに遠すぎる
手の届く距離にいようと
勝手に
阻まれている









「自由」2(2017年11月)