こどく





ぼくは島にいた ずっと

ああ
ぼくは さいしょから
ひとりだったんだ

対岸の
光景だった
対岸の光景 が まぼろし が
まるでぼくを取り囲んでいた
だけ









「自由」3(2018年5月)